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中央・中部労福協

中部労福協第47回定期総会(2024.2.26)

2024年2月26日(月)に福井県福井市の「ホテルフジタ福井」において、労働者福祉中部協議会(略称:中部労福協)第47回定期総会が行われました。
中部労福協の構成は、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、岐阜、三重、愛知、富山、石川、福井となります。
中央労福協が2030年ビジョンで掲げた目指す社会像 ~貧困や社会的排除がなく、人と人とのつながりが大切にされ、平和で、安心して働きくらせる持続可能な社会~に実現に向け労働者福祉運動を推進します。運動の実践は、それぞれの単協においてそれぞれが持つ課題をそれぞれの手法や切り口で、地域の各種団体とも連携して展開されますが、幹事会や各ブロック会議で意見交換や活動交流を通じ、取り組みの充実を図っています。
 この総会では、労働者福祉中部協議の2024~2025年度の具体的な活動について議論が交わされました。
 また、第二部では記念講演が開催され、テーマを「SDGsと多様性 ~外国人の視点で考えるサスティナビリティ」とし、講師 川口 サマンサ氏(さばえSDGs推進センター 地域おこし協力隊)による講義で新たな学び、気づきをいたしました。


中部労福協第47回定期総会
  1. 日 時 2024年2月26日(月) 14時 ~ 27日(火)  
  2. 場 所 ホテルフジタ福井 
  3. 定期総会日程
①定期総会 
(1)2023年度活動経過報告 
(2)2023年度会計決算報告・2023年度会計監査報告 
(3)2024~2025年度活動方針(案) 
(4)2024年度会計予算(案) 
(5)2024~2025年度役員(案) 
②記念講演会 
演 題:「SDGsの取組みについて」 
講 師:川口サマンサ さん(福井県鯖江市在住) 
4.滋賀県労働者福祉協議会参加者
役  員     山本 俊夫(専務理事)
代議員   奥田 修(事務局長)
                         代議員   清原 勝(理事)
                           代議員   救仁郷節夫(理事)

<レポート>

定期総会

会の冒頭のあいさつおよび来賓あいさつにおいて、令和6年能登半島での地震についてコメントと、被災地である石川県労福協からのコメントからも、今回の被災が大きかったことを実感した。復旧に向けて協力できることが無いか改めて検討したい。
活動報告については、第1号議案より2023度の取組について確認した。2022年度はコロナにより活動の自粛と前回の総会は書面にて開催され、コロナの感染症法上の分類が5類に引き去れたことで、活発な活動が行われたと思うが、急激な平常化でご苦労も多かったと思う。
 

記念講演会

カナダ出身で2011年より来日し、2013年から「国連の友Asia-Pacific」での活動を開始し、「『国連の友Asia-Pacific』の理念・活動の重要性を広く知ってもらうため、広報・啓蒙活動や、平和・環境・人権など、福井県内の団体「なろっさ!ALLY」の鯖江支部の活動にも参加され様々な活動されていることを知った。
今回の講演の中心であったSDGsについては、今までふわっと理解できていたことが、より理解できたと思う。移民が多い国であるカナダと島国日本とが、外国視点で説明頂き大変興味深く感じた。
2030年まで持続可能でよりよい世界を目指す国際目標達成のため活動をされており、中学生~大学生を中心に開催したイベントでは、積極的に活動する学生が多く若い世代にはSDGsが定着しつつあると思った。世代間でのSDGsの浸透は差もあると思うが、今回の講演のように視点を変えて説明あればより理解する人も増えるのではと思った。

『中央労福協2021年度全国研究集会in福島』がオンラインにて開催されました‼

6月7日(月)、『中央労福協2021年度全国研究集会in福島』がオンラインにて開催されました。滋賀県労福協では、全国研究集会の前段で県下9地区の労福協役員参集のもと「地域部会」を開催した後、地区労福協役員11名とともにフィジカルディスタンスを取りつつ、オンライン視聴いたしました。

今年の全国研究集会は、東日本大震災から10年が経過した今、大震災と復興への道のりを振り返りながら、大規模災害やコロナ禍を乗り越える「日常からの地域コミュティづくり」の具体的実践を学び、人と人との絆“つながり”の大切さを共有しました。

 

福島県相馬市長の立谷秀清氏、株式会社ばとん代表取締役で地域社会デザイン・ラボ代表の遠藤智栄氏、NPO法人石巻復興支援ネットワーク代表理事の金子佳恵氏、3名のパネルストをお招きした中央労福協神津里季生会長とのトークセッションでは、それぞれの東日本大震災復興支援の取り組みから、危機管理に人々がどうかかわっていくのか、コミュニティが大きな方法論となること、また、「コロナ社会」からどのように出口に向かい、「ポストコロナ社会」をどうやって築いていくか、などが話し合われました。

 

10年という一つの節目を迎えるにあたり、東日本大震災の経験を風化させることなく、後世に語り継ぐ重要性、また、コロナ禍によって今までのように人と人との対面が難しい中、「変えられること」を信じて、立場や世代を超えてどうつながっていくか、これからの“つながり”をそれぞれが見つめ直す機会となりました。

2020年度「女性のひろば」リモート開催に参加しました。

シンポジウム「女性のひろば」リモート開催
 
 2020年9月17日(木)14時から中央労福協主催の第3回シンポジウム「女性のひろば」のリモート開催に参加いたしました。
 
 テーマを「今、私たちにできること」と題し、社会福祉法人プロップ・ステーション理事長の竹中ナミ様、中央労福協副会長の山中しのぶ様、中央労福協事務局長の南部美智代様の対談形式によるものでした。
 
 私たちがもっている障がい者福祉に対する固定概念を外し、チャレンジド(障がいを持つ人の可能性に着目した、新しい米語)の精神で、障害をもつ方の可能性を引き出すお手伝いをすることで、就労や、社会で活躍できる場を見つけたり、自分自身のアイデンティティーを表現できるということを学びました

中部労福協第6回代表者会議が滋賀県にて開催されました(2019.2)

 2月4日(月)、中部労福協第6回代表者会議が滋賀県「びわ湖大津プリンスホテル」において開催されました。滋賀県から花房専務が役員、川瀬副会長が代議員として、また傍聴人として、理事・監事・職員計8名が参加いたしました。
 中部労福協は、東海、北陸、近畿2府10県の労福協で構成され、中央労福協の活動指針に基づき、それぞれの地域性を生かしながら、働く人々の福祉向上に寄与することを目的に活動しています。また定期総会の中間年に開催する代表者会議では、活動方針の見直しや補強について協議します。
 会議は川瀬美智子代議員が議長に選任され、議事が進行されました。
議事冒頭、中部労福協の辻会長より「いま、我々が取り組んでいく労働福祉事業の進め方を問われる時期、時代の転換期を迎えている。貧困・格差から脱却した安心・共生の福祉社会、絆や温もりを大切に誰もが豊かに安心して暮らせる社会を構築していく必要があり、未来に希望のもてる社会を次の世代へ継承していこう。」と挨拶がありました。
また、ご来賓いただきました滋賀県商工観光労働部江島部長からは、滋賀県三日月知事のメッセージを代読いただきました。 
 議事内、第1号議案では2018年度活動経過報告として、中央労福協とともに、①奨学金制度改善・教育費負担軽減の取り組み、②生活困窮者自立支援制度の拡充と社会的包摂の推進、生活・就労支援、③ライフサポート活動の推進、④協同事業団体の利用促進、共助拡大の取り組みの4つの重点課題に取り組んだことを報告されました。第3号議案では、2019年度活動方針補強案として提案され,すべての議事が満場一致で承認され代表者会議を終了しました。
 第二部では記念講演として、滋賀県生協連西山実副会長より「協同組合の歴史的・社会的使命」と題してご講演をいただきました。協同組合運動の成り立ちから、協同組合の担うべき役割、また、SDGsへの取り組み等多岐に渡りご講義をいただきました。
 滋賀県労福協も中部労福協の仲間と連携し、安心・共生の福祉社会の構築を目指し活動してまいります。

中部労福協研究集会を滋賀県にて開催しました(2018.10)

10月11日(木)~12日(金)、滋賀県草津市「クサツエストピアホテル」において、2018年度中部労福協研究集会を開催しました。本年度は滋賀県開催となり、地元滋賀県(労福協役職員、事業団体、地区労福協)からの参加者22名を含む北陸3県・東海3県・近畿6府県から76名が参加しました。
集会冒頭、主催者を代表して中部労福協・辻政光会長から挨拶がありました。
 1日目の開催地特別講演では、前滋賀県知事・前びわこ成蹊スポーツ大学学長の嘉田由紀子氏より「近畿の暮らしと命を守る琵琶湖~災害多発時代の自助・公助の仕組みを考える」と題し、ご講演をいただきました。元来自然災害が多発する日本では、行政だけに頼ると自らの命と大事な人の命は守りきれない、内発的自助を育てる必要があるという内容でした。
 次に、認定NPO法人 四つ葉のクローバーさんより「居場所のない若者達が社会へ旅立つために~四つ葉のクローバー・支援の現場から見えるもの」と題し、講演をいただきました。理事の森重重則氏からは、現在の児童虐待の実態と児童養護施設に暮らす子ども達が直面する課題について説明いただきました。続いて、施設長の池上悠樹氏より「認定NPO法人 四つ葉のクローバー」の取り組みについての紹介と、四つ葉みらい基金への協力依頼がありました。児童養護施設の子ども達の問題は、それぞれの家庭の問題の集積で、それはそのまま社会の問題であり、つまり我々の問題であるからこそ、一人一人に寄り添った継続的な支援が必要であること、また我々が全国一斉に取り組む『給付型奨学金』がどうして必要であるか、という根本の部分についても当事者の視点から訴えていただきました。
 二日目の講演では一般社団法人イマココラボの風かおる氏より「カードゲーム2030SDGs」と題しご講演いただきました。これからの世界で重要になる社会システムのあり方を見つめ直すとともに、視座・意識の変容を生み出すきっかけとなりました。
 最後に、中部労福協の井端副会長によるまとめの挨拶で集会を閉会しました。

一般社団法人
  滋賀県労働者福祉協議会

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