『第67回滋賀県勤労者美術展』を開催しました!(2022年)
力作の中、特選12作品(滋賀県知事賞4点、大津市長賞4点、労福協会長賞4点)、優秀賞7作品に加え、審査当日審査員の先生からの特別賞として佳作7作品が選定されました。
展覧会期中の5日間(7月27日から31日まで)は、延べ281人もの方が出展作品を観賞されました。前回はコロナ禍による密を回避するため、作品画像をもってスクール形式にて実施した作品講評会も、本年度は展覧会場の中で、実際に作品をご覧いただきながら先生方に丁寧にご講評いただくことができました。出品者の方々から制作過程などのお話を直接うかがうこともでき、大変貴重な時間となりました。参加者の皆様が、愉しそうに談笑しながら互いの作品を認め合ったり評価し合ったりされる光景は、コロナ禍にあっても美術展を継続実施できる喜びを感じさせてくれました。
新事業!『夏休み親子文化教室』を開催しました!
ご参加いただきました保護者のみなさまからは、「何を作ろうか一生懸命考えて作っている姿がとても良かったです」、「子どもの発想が幅広いことに驚きました」、「自然物の作品が可愛くて夏の思い出になりました」など多くの感想をいただきました。次の機会では〇〇したい、など次回の実施を楽しみにしてくださっている声も届いております。今後も、県民のみなさまの声に耳を傾け、喜んでいただける事業実施に努めてまいります。
最後に、実施にあたり、木の粉だらけになってのパーツづくりや、当日、子どもたちの難題に喜んで応じてくださった地区労福協会員の皆様のご協力に感謝いたします。引き続き、地域にたくさんの笑顔を届けられるよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
『第66回滋賀県勤労者美術展』を開催しました!(2021.7)
前回は「コロナ禍」で開催が見送られた「滋賀県勤労者美術展」。今回は、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、草津市立草津クレアホールにおいて7月14日~18日までの5日間にわたり開催し、269人の皆さんにご来場をいただきました。
66回目となる今回は、昨年来の「コロナ禍」によって制作活動が制約されるなどの様々な影響もあり、出展数は、書道22点、写真36点、絵画30点、工芸手芸17点の総数105点と例年より若干少なくなりましたが、「作りこまれた力作」が多く出展されたことが特徴でした。審査員の先生方からも「『おうち時間』に手間暇をかけて作りこんだ作品や、技法を凝らした作品、斬新な表現を用いた作品等様々な創意工夫のなされた作品に魅了された」との評価をいただきました。
出展いただいた作品を通して、真摯に取り組まれる作者の姿勢が感じられ、芸術には「人々が健全な日々を送るために果たせる大切な役割」があることをあらためて認識させていただきました。
当美術展への出展を目標に、多くの方々が日々制作活動に取り組まれていることから、今後も一人でも多くの皆さんに親しみをもって参加いただくことができますよう、勤労者美術展の継続、充実に向けて引き続き取り組んでいきたいと思います。
第64回滋賀県勤労者美術展が開催されました(2019年)
第63回滋賀県勤労者美術展を開催しました(2017年)
第63回美術展は、今まで慣れ親しんだ県立近代美術館から、草津市立草津クレアホールへと場所を変え、3月20日午後から25日の午前中までの会期で開催されました。
会期初日は小雨が降る中でしたが、会期後半は春の陽気漂う穏やかな気候となり、会期中359人もの方が観賞されました。
今回は絵画64点、書道17点、写真52点、工芸手芸41点の総数174点の作品を出展いただき、なかでも工芸手芸の作品が昨年度より12点増えたことが特徴的でした。また、忙しい日常生活の合間をぬって作品の制作にあたられた方がほとんどで、審査員の先生方からも、特に今年度は作者の想いを感じられ、作品のセンスや技術が向上しているのが手に取るように分かる美術展であったと評価をいただきました。力作の中、特選(19点)を受賞されました作品はご覧のとおりです。
第64回美術展も草津クレアホールでの開催となります。当美術展への出展を目標に多くの方が取り組まれている現状を踏まえ、今後も一人でも多くの方に親しみをもって参加いただくことができますよう、当美術展の継続、発展に向けてより一層努力してまいります。
第62回勤労者美術展、好評のうちに終了(2016年)
1960年に勤労者の文化の発信の場として始まり、勤美展の愛称で親しまれている滋賀県勤労者美術展は62回目を迎え、春の息吹が感じられる大津市瀬田の滋賀県立近代美術館ギャラリーにおいて2月21日から26日の会期で開催されました。
今回も近年は働いておられる方のみならず、そのご家族や退職された方からも多くの個性あふれる作品の出展がありました。会期中は2月という時期にしては極寒の日もなく、670名あまりの来館者の方々に多種多様の作品を鑑賞していただくことができました。 作品の内訳は絵画58点、書道19点、写真58点、工芸手芸29点の合計164点で、いずれも忙しい日常生活の中に時間を見つけ、こつこつと制作された力作が揃い、作品はすべて近代美術館ギャラリーに展示されました。
開会に先立って、2月18日に労福協が委嘱した先生方により審査が行われ、滋賀県知事賞、大津市長賞、労福協会長賞など特選19点と佳作13点を選出していただきました。20日には9地区労福協のスタッフが協力して、164点の作品がより効果的に鑑賞できるよう工夫しながら、展示作業を行いました。
また、25日には審査員の先生方による出展作品についての講評会が催され、それぞれの作品について細かいアドバイスをいただきました。出展された方も来館された方も今後の作品づくりに役立てようと熱心にメモを取っておられました。来年は近代美術館が改修工事を行うため3年間閉館となりますが、今後もこの美術展がより多くの方々の日頃の成果の発表の場として目標としていただくため、引き続き開催できるよう努力してまいります。