第69回滋賀県勤労者美術展を開催しました!(2024.7.23~28)
昨年度より滋賀県立美術館へ展示会場を戻し実施しております。本年度は開催初日から非常な猛暑であり、ご来場者数の伸びに影響したのではないかと思われますが、大勢の方にご来場いただき鑑賞いただきました。審査員の先生方からも、バラエティーにとんだ作品が多く、力作揃いで入賞作品の決定には苦労したとの評価を頂きました。また、ご出展いただく作品や真摯に取り組まれる作者様の姿勢からは、芸術には人々が健全な日々を送るために果たせる大切な役割があることを再認識させられました。
今回評価できることは、書道の部・絵画の部で初出品の方が多く、新鮮な作風が加わり新たな魅力ある美術展となったことです。
一方、写真の部・工芸手芸の部に関しては昨年度の出品数を下回り、課題も残りました。
当美術展への出展を目標に、多くの方が日々制作活動に取り組まれている現状を踏まえ、今後も一人でも多くの方に親しみをもって参加いただくことができますよう、当美術展の継続、発展に向けてより一層努力して参る所存でございます。
今回評価できることは、書道の部・絵画の部で初出品の方が多く、新鮮な作風が加わり新たな魅力ある美術展となったことです。
一方、写真の部・工芸手芸の部に関しては昨年度の出品数を下回り、課題も残りました。
当美術展への出展を目標に、多くの方が日々制作活動に取り組まれている現状を踏まえ、今後も一人でも多くの方に親しみをもって参加いただくことができますよう、当美術展の継続、発展に向けてより一層努力して参る所存でございます。
第68回滋賀県勤労者美術展を開催しました!(2023年)
第68回滋賀県勤労者美術展は、7年ぶりに会場を「滋賀県立美術館」に戻し実施しました。
7月25日(火)から7月30日(日)までの会期中は、お天気にも恵まれ、518名もの方に観覧いただきました。観覧後のアンケート結果(回答数317件、回答率61.2%)からは、98.7%の方に美術展を楽しんでいただけたこと、また、98.1%の方が今後も美術展を鑑賞したいと思われたことが確認できました。「皆さんの力作に感動した」「色々な作品を一度に見られるのが良い」「一度、挑戦したくなりました」等、今後も美術展の継続を求められる感想を多くいただきました。
また、2022年4月より成年年齢が引き下げられたことから、今回の美術展より応募資格を「学生は不可」から「高校生以下は不可」へ変更しました。結果、これまで応募資格のなかった大学生4名の方から作品が出展され、大学生の作品を含めた書道20点、写真37点、絵画25点、工芸手芸13点、合計 95点もの作品が会場を彩ってくれました。
会期中に実施した講評会や表彰式では、作品に込められた想いや制作過程等を作者の方から直接お伺いする時間もあり、作品作りに没頭して取り組まれる姿勢や、作品を通して覚える感動から、「芸術」には、人々が心豊かに日々の生活を送るための大切な役割があることを再認識しました(^^!
その他、展覧会場内に「特設コーナー」を設け、7月15日(土)に実施した「夏休み子ども文化教室」での小学生の子どもたちが撮影した写真作品を展示しました。地域で育つ子どもたちが、芸術に親しむと同時に、芸術を通して、滋賀の恵まれた文化や環境に興味をもち、また、地域の中で年齢を越えた『つながり』ができるきっかけとなれば嬉しく思います。
今回、初めて出展いただく方や毎年当美術展への出展を目標に取組んでおられる方も多くおられた一方で、作品数が減じたことは喫緊の課題であり、さらに地域の皆様に“愛される美術展”を目指し、広報等にも力を入れながら、継続発展できるよう努力していく所存です。出展者の皆様、関係者の皆様の引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます!
「夏休み子ども文化教室」を開催しました!(2023年)
昨年度初めて実施した県内小学生対象の夏休み文化教室。 本年度は本年度は、7月15日(土)に、~自然を感じ、自然を学ぶ~をキャッチフレーズに、写真教室とよし紙を使ったLEDランプシェードづくりを実施しました。 同伴の保護者の皆様を含め、合計47名のみなさんに楽しい時間を過ごしていただくことができました。
写真教室では、美術展への出展も常連となったNISSHA光友会様を講師にお招きし、ピントの合わせ方や手振れ防止の方法、構図や被写体の捉え方など、小学生にもわかるよう丁寧に指導いただきました。講義いただいた後は、琵琶湖大津館から湖岸へくりだし、琵琶湖の色鮮やかな風景や隣接するイングリッシュガーデンにてお気に入りのお花などを撮影しました。レンズを通し、滋賀の環境に触れる子どもたちの笑顔は、びわ湖の湖面と同じくらい輝いていました
写真教室では、美術展への出展も常連となったNISSHA光友会様を講師にお招きし、ピントの合わせ方や手振れ防止の方法、構図や被写体の捉え方など、小学生にもわかるよう丁寧に指導いただきました。講義いただいた後は、琵琶湖大津館から湖岸へくりだし、琵琶湖の色鮮やかな風景や隣接するイングリッシュガーデンにてお気に入りのお花などを撮影しました。レンズを通し、滋賀の環境に触れる子どもたちの笑顔は、びわ湖の湖面と同じくらい輝いていました
『第67回滋賀県勤労者美術展』を開催しました!(2022年)
力作の中、特選12作品(滋賀県知事賞4点、大津市長賞4点、労福協会長賞4点)、優秀賞7作品に加え、審査当日審査員の先生からの特別賞として佳作7作品が選定されました。
展覧会期中の5日間(7月27日から31日まで)は、延べ281人もの方が出展作品を観賞されました。前回はコロナ禍による密を回避するため、作品画像をもってスクール形式にて実施した作品講評会も、本年度は展覧会場の中で、実際に作品をご覧いただきながら先生方に丁寧にご講評いただくことができました。出品者の方々から制作過程などのお話を直接うかがうこともでき、大変貴重な時間となりました。参加者の皆様が、愉しそうに談笑しながら互いの作品を認め合ったり評価し合ったりされる光景は、コロナ禍にあっても美術展を継続実施できる喜びを感じさせてくれました。
新事業!『夏休み親子文化教室』を開催しました!
ご参加いただきました保護者のみなさまからは、「何を作ろうか一生懸命考えて作っている姿がとても良かったです」、「子どもの発想が幅広いことに驚きました」、「自然物の作品が可愛くて夏の思い出になりました」など多くの感想をいただきました。次の機会では〇〇したい、など次回の実施を楽しみにしてくださっている声も届いております。今後も、県民のみなさまの声に耳を傾け、喜んでいただける事業実施に努めてまいります。
最後に、実施にあたり、木の粉だらけになってのパーツづくりや、当日、子どもたちの難題に喜んで応じてくださった地区労福協会員の皆様のご協力に感謝いたします。引き続き、地域にたくさんの笑顔を届けられるよう、ご協力をよろしくお願いいたします。
『第66回滋賀県勤労者美術展』を開催しました!(2021.7)
前回は「コロナ禍」で開催が見送られた「滋賀県勤労者美術展」。今回は、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、草津市立草津クレアホールにおいて7月14日~18日までの5日間にわたり開催し、269人の皆さんにご来場をいただきました。
66回目となる今回は、昨年来の「コロナ禍」によって制作活動が制約されるなどの様々な影響もあり、出展数は、書道22点、写真36点、絵画30点、工芸手芸17点の総数105点と例年より若干少なくなりましたが、「作りこまれた力作」が多く出展されたことが特徴でした。審査員の先生方からも「『おうち時間』に手間暇をかけて作りこんだ作品や、技法を凝らした作品、斬新な表現を用いた作品等様々な創意工夫のなされた作品に魅了された」との評価をいただきました。
出展いただいた作品を通して、真摯に取り組まれる作者の姿勢が感じられ、芸術には「人々が健全な日々を送るために果たせる大切な役割」があることをあらためて認識させていただきました。
当美術展への出展を目標に、多くの方々が日々制作活動に取り組まれていることから、今後も一人でも多くの皆さんに親しみをもって参加いただくことができますよう、勤労者美術展の継続、充実に向けて引き続き取り組んでいきたいと思います。
第64回滋賀県勤労者美術展が開催されました(2019年)
第63回滋賀県勤労者美術展を開催しました(2017年)
第63回美術展は、今まで慣れ親しんだ県立近代美術館から、草津市立草津クレアホールへと場所を変え、3月20日午後から25日の午前中までの会期で開催されました。
会期初日は小雨が降る中でしたが、会期後半は春の陽気漂う穏やかな気候となり、会期中359人もの方が観賞されました。
今回は絵画64点、書道17点、写真52点、工芸手芸41点の総数174点の作品を出展いただき、なかでも工芸手芸の作品が昨年度より12点増えたことが特徴的でした。また、忙しい日常生活の合間をぬって作品の制作にあたられた方がほとんどで、審査員の先生方からも、特に今年度は作者の想いを感じられ、作品のセンスや技術が向上しているのが手に取るように分かる美術展であったと評価をいただきました。力作の中、特選(19点)を受賞されました作品はご覧のとおりです。
第64回美術展も草津クレアホールでの開催となります。当美術展への出展を目標に多くの方が取り組まれている現状を踏まえ、今後も一人でも多くの方に親しみをもって参加いただくことができますよう、当美術展の継続、発展に向けてより一層努力してまいります。
第62回勤労者美術展、好評のうちに終了(2016年)
1960年に勤労者の文化の発信の場として始まり、勤美展の愛称で親しまれている滋賀県勤労者美術展は62回目を迎え、春の息吹が感じられる大津市瀬田の滋賀県立近代美術館ギャラリーにおいて2月21日から26日の会期で開催されました。
今回も近年は働いておられる方のみならず、そのご家族や退職された方からも多くの個性あふれる作品の出展がありました。会期中は2月という時期にしては極寒の日もなく、670名あまりの来館者の方々に多種多様の作品を鑑賞していただくことができました。 作品の内訳は絵画58点、書道19点、写真58点、工芸手芸29点の合計164点で、いずれも忙しい日常生活の中に時間を見つけ、こつこつと制作された力作が揃い、作品はすべて近代美術館ギャラリーに展示されました。
開会に先立って、2月18日に労福協が委嘱した先生方により審査が行われ、滋賀県知事賞、大津市長賞、労福協会長賞など特選19点と佳作13点を選出していただきました。20日には9地区労福協のスタッフが協力して、164点の作品がより効果的に鑑賞できるよう工夫しながら、展示作業を行いました。
また、25日には審査員の先生方による出展作品についての講評会が催され、それぞれの作品について細かいアドバイスをいただきました。出展された方も来館された方も今後の作品づくりに役立てようと熱心にメモを取っておられました。来年は近代美術館が改修工事を行うため3年間閉館となりますが、今後もこの美術展がより多くの方々の日頃の成果の発表の場として目標としていただくため、引き続き開催できるよう努力してまいります。